札幌国際大学×コープトラベル企画のボランティアツアーが観光ビジネスアイデアコンテストで最優秀賞を受賞

生活協同組合コープさっぽろ（以下、コープさっぽろ）の関連会社である株式会社コープトラベル（以下、コープトラベル）では、「より実践的な観光人材を育成する」目的で観光学部を構える札幌国際大学との包括連携協定を2023年3月29日(水)に締結致しました。その一環として、札幌国際大学の学生（以下、学生）と共同で企画・実施したボランティアツアーが、12月4日（月）に開かれた観光ビジネスアイデアコンテストにて「最優秀賞」を受賞しました。
今回のコンテストは「地域と共生する国際大学の役割：地域振興における観光ビジネスの価値創造」をテーマに、加盟大学（関西国際大学、九州国際大学、城西国際大学、札幌国際大学）の代表学生がプレゼンテーションを行い、協賛企業の方々などが審査するものです。
ツアーのビジネスアイデアは、「生産者」と「観光人財」の二つの人手不足を『旅』で解決することで、概要は「人手不足で困っているワイナリー」と誰かの役に立ちたいと考えている「志の高い組合員さん」とを「旅」でマッチングさせるビジネスモデルをさらに発展させたものです。そのポイントは「ぶどう収穫」が好きなのは子どもではないかという発想から、「食育」に興味のあるファミリー層が一定数いることを前提にターゲット想定し、ワイナリーも一方的にボランティアを受けるのではなく、「食育」に貢献する事でギブアンドテイクの関係が成立すると考えた点です。
今回のツアーは、ワイナリー側の収穫指導スタッフに限りがあるため、限定20名の募集しか出来ませんでしたが、学生が収穫指導に当たることで募集人数・収穫数も増やすことが可能になります。結果として、生産者の人手不足が解決し、またツアーを楽しんで参加してくださるお客様や子どもの笑顔にやりがいを感じる学生が増えることで、観光人財不足を解決しようというアイデアです。
今回の受賞は、地域が抱える課題をその地域の特徴を活かして解決するという点や単発で終わらず今後も継続することを想定している点が評価され受賞に至りました。
つきましては、以下のとおりお知らせいたしますので、取材のほどよろしくお願いいたします。