-Story01- きっかけはエモーション。 「これ、トドックで売りたい!」

プレミアムコーンスープ商品開発プロジェクト
きっかけはエモーション。「これ、トドックで売りたい!」 きっかけはエモーション。「これ、トドックで売りたい!」

すべてのはじまりはコープさっぽろの佐野バイヤーがクノール®のカップスープ「濃厚プレミアム 贅沢野菜®」の存在を知ったことから。こだわりの北海道産スーパースイートコーンを使用していることに興味がわき、「試食してみたい」と、北海道味の素株式会社の高橋さんに打診したことから〈物語〉が動き出します。

「うっま!ほんとにカップスープ!?」

クノール®のカップスープ「濃厚プレミアム 贅沢野菜®」を試食した佐野バイヤー。ひと口食べて「衝撃を受けた」と、そのときを振り返ります。「とにかく濃厚。粉末をお湯で溶かしただけなのに、手作りのようなコクとうま味で感動しました」。カップスープの概念を覆すおいしさに加え、手軽さ、北海道産素材へのこだわりから、絶対に組合員さんに喜ばれると確信した佐野バイヤーは、北海道味の素の高橋さんに「宅配トドックで取り扱いたい」と打診します。
ところが、答えは「ごめんなさい」。理由の一つは、「贅沢野菜®」に使用するスイートコーンの生産量に限りがあるため。訓子府の契約農家で最もおいしい時期に収穫し、現地工場で24時間以内に加工する「ヌーボーコーン」とあって、大幅な増産には対応できないそう。もう一つの理由は、味の素のECサイト限定商品であること。「コープさっぽろさんで、この商品をそのまま扱ってもらうのは難しい」と高橋さんから聞き、佐野バイヤーは肩を落とします。

佐野バイヤーの思いに応えるため、経営トップに直談判!

「贅沢野菜®」はそのままコープさっぽろに供給できないとなったものの、「なんとか佐野バイヤーの要望に応えられないか」と考えた高橋さん。打診を受けた1カ月後の2021年12月にあるチャンスが巡ってきます。それは、味の素グループの経営陣も参加する事例発表会でのこと。登壇した高橋さんは一通り発表を終えると「最後にお願いがあります」と切り出しました。「『贅沢野菜®』に匹敵するプレミアム商品を、宅配トドック向けに開発したいんです!」。
この突然の提案に「ただならぬ情熱」を感じ取った藤江太郎専務(現・取締役代表執行役社長)は生産部門と販売部門の責任者に商品開発を指示。こうしてプレミアムカップスープの商品開発プロジェクトがスタートしたのでした。
しかし、いくらトップダウンの案件とはいえ、簡単にはコトは進みませんでした。生産部門からの回答は「NG」。「ヌーボーコーン」の大量確保は難しいという理由からでした。

社内調整の末につかんだ「開発OK」

それでも諦めきれなかった高橋さんは粘り強く社内調整を続けました。素材の品質とおいしさを担保したまま、もっと喜ばれる方法はないか。何度も掛け合った末に「これならいけるだろう」と開発OKが出たのは2022年4月でした。高橋さんから報告を受けた佐野バイヤーは、その瞬間が忘れられないといいます。「本当に驚きました。『調整する』というお話から数カ月が経っていたので、これは相当がんばってくださったんだなって。感動しました!」。
今回の商品開発は高橋さんも「異例中の異例」と語ります。「コープさっぽろさんの中でも宅配のみという、非常に限られた販売経路に対して工場を動かすというのは、私自身あまり聞いたことがありません。今回の商品は、スイートコーンだけではなくほかの野菜を加えることで、うま味の相乗効果により、さらにおいしさが増す設計です。野菜をふんだんに使用し、健康意識の高い組合員さんに寄り添った商品となっています。ぜひご期待ください」。


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