ブータン「水と衛生プロジェクト」
コープさっぽろが取組んでいるユニセフ指定募金「ブータン 水と衛生プロジェクト」についてご紹介しています。
ブータン「水と衛生プロジェクト」スタート
コープさっぽろは、2010年、ユニセフ指定募金として、ブータン「水と衛生プロジェクト」を3年計画で立ち上げ取り組んできました。2012年4月26日にブータンを視察し、さらに2013年から第2期として3年延長することを決めました。
このプロジェクトを通じて、ブータンの学校に安全な水道と衛生的なトイレを設置し、子どもたちの衛生環境を改善します。
目的
学校に安全な水道と衛生的なトイレを設置し、水が原因の病気の削減、特に女の子の就学率や在学率の向上を目指します。 また、衛生習慣の普及と促進を促します。
なぜブータンを支援するの?
ブータンの子どもたちの未来のために
●ブータンの人々は生き物や自然をいつくしむ温和な性格で、GNH(国民総幸福量)による幸せの国を目指していますが、子どもたちの衛生環境は良好とはいえませ ん。国連が定めた開発途上国の中でも、特に開発が遅れている「後発開発途上国(最貧国)」のひとつです。
●小学校の就学率は70%と低く、学校に通う子どもたちも安全な飲み水や適切な衛生施設を利用できていません。不衛生な水が原因で多くの子どもたちが、下痢・皮膚病・腸チフスやコレラなどの危険にさらされています。
●トイレがなかったり不十分で、特に女の子の就学率や在学率が低くなっています。
●医療施設の不備や不衛生な水が、子どもたちの健康に悪影響を与えています。その結果5歳未満の死亡率がとても高くなっています。
【人口】69万人
【初等教育就学率】70% (日本は100%)
【5歳未満時死亡率】出生1,000人あたり 81人 (日本は4人)
【乳児死亡率(1000人中)】54人 (日本は3人)
【改善された水源利用比率】81% (日本は100%)
【適切な衛生施設利用比率】52% (日本は100%)
※unicef「世界子供白書2010」より
第Ⅰ期 募金活用計画とご報告
ブータン「水と衛生プロジェクト」~募金活用計画
ブータン「水と衛生プロジェクト」~ご報告
ユニセフと連携しブータンの小学校に水道とトイレを設置し衛生教育をおこなう「水と衛生プロジェクト」を第Ⅰ期(3年計画)で取り組み、この3年間でみなさまから33,027,921円の募金が寄せられました。ありがとうございます。
2012年3月、進捗状況を確認する為にブータン南部ダガナ県の7つの小学校を訪問し、完成後の水道施設や建設中のトイレなどを視察しました。現地の小学校は、ホースから直接飲むような水道や、壁が壊れて穴を掘っただけのトイレなど衛生環境が劣悪です。水道が完成したばかりの小学校では、子どもたちが手を洗ったり水浴びをしたりし、とても喜んでいました。今後も第Ⅱ期(3年間)として水と衛生プロジェクトの支援を続けます。
第Ⅱ期 募金活用計画
みなさまからの募金は「水と衛生プロジェクト」で使われています。
ブータン「水と衛生プロジェクト」~募金活用計画
活動内容
●10校に給水・衛生施設を設置します。
●100人の給水・衛生設備管理者にメンテナンス・管理の研修を行います。
●300人の教員に衛生習慣の普及と促進の研修を行います。
●2000人の子どもたちが安全な飲み水と衛生的なトイレを利用できるようになります。
期間
第Ⅱ期3ヵ年計画 2013年度~2015年度
募金目標
3年間で、321,000米ドル
店舗の取組
ユニセフ募金箱を常設し、通年でご協力を呼びかけています。
宅配システムトドックの取組
注文用紙またはインターネットでのご注文でお受けいたします(通年)。
*募金は一口100円単位でお受けします。
*注文用紙に注文番号「53597」と口数をご記入ください。
*お申込みの翌週の納品書に「ユニセフ募金」と記載します。
*募金は、商品代金と一緒に口座から引き落としになります。
※2013年のキャンペーン期間(10月1日から12月20日)は終了いたしました。ご協力ありがとうございました。引き続き、目標に向けて取り組んでまいりますので、ご協力をお願いいたします。
※過去のキャンペーン期間:2012年(10月3日から12月20日)、2011年(10月5日から12月20日)、2010年(11月1日から2011年1月20日)。
お問い合わせ・連絡先
コープさっぽろ基金事務局
札幌市西区発寒11条5丁目10番1号
TEL:011-671-5651
(受付)月曜から金曜日 10:00から17:00