清水町美蔓バイオガスプラント建設 共同記者会見

日頃より、生活協同組合コープさっぽろの(以下コープさっぽろ)事業・活動にご理解とご協力をいただき厚く御礼申し上げます。

十勝清水町農業協同組合とコープさっぽろの関連会社である株式会社エネコープは、新会社とともに同町での循環型農業の形成を目指し、地元の意見を反映したより良いバイオガスプラントの建設に協力することになりました。

24,000 頭の乳牛を飼養している十勝清水町は、北海道でトップクラスの生乳生産量を誇っております。今後、安定的な生産、持続的可能な農業を目指し、地域の更なる健全な農業振興を図るべく積極的なふん尿処理の構築が必要となっております。

こうした背景から、今年4 月十勝清水町農業協同組合、そして地域の酪農家9 名が共同出資し、十勝清水バイオマスエネルギー株式会社(以下新会社)を設立し、バイオガスプラント計画が立ち上がりました。

つきましては以下の通り記者会見を実施いたしますので、取材のほどよろしくお願いいたします。

詳細

日時

2017年12月4日(月)
10:45 受付開始
11:00 開始~11:30 終了(予定)

会場

コープさっぽろ発寒本部 1階 会議室1-1
(札幌市西区発寒11 条5 丁目10-1)

登壇者

十勝清水バイオマスエネルギー株式会社
代表取締役 泉谷 哲人 様

十勝清水町農業協同組合
代表理事組合長 串田 雅樹 様

生活協同組合コープさっぽろ
理事長 大見 英明

株式会社エネコープ
代表取締役社長 八木沼隆
顧問 野坂 卓見

清水町美蔓バイオガスプラント概要

プラントの概要

事業主体 十勝清水バイオマスエネルギー株式会社
代表取締役 泉谷 哲人
プラント名 清水町美蔓バイオガスプラント
プラント住所 北海道上川郡清水町字美蔓西22線97番地
参加酪農家 9件(フリーストール)
プラント形態 集合型・メタン発酵バイオガスプラント
施設規模 143トン/日(約2,000頭)
予定収入 FIT(固定買取制度)による売電収入、ふん尿処理、消化液販売、再生敷料販売

プラントの主な特徴

1.酪農家と農業協同組合による集合型プラントとして国内最大規模です。
2.ふん尿処理はもちろん、消化液および消化液を固液分離した再生敷料を地域で全量利用します。
3.安全で安定した運用が可能なプラントです。
 (1)技術スタッフを配置し、プラントの安全確保と安定運転を行います。
 (2)最高水準の発電効率(40%以上)を誇るバイオガス発電機を採用します。
 (3)消費電力が従来の半分以下の省エネ型発酵槽撹拌機を採用します。
 (4)再生敷料は高圧通気発酵促進システム(イージージェット)による発酵熱によって殺菌します。
 (5)小型のバイオガス精製装置を導入し、新たなバイオガス利活用による将来構想を模索します。


計画は2018年4月着工、2019年7月の竣工、同年8月より売電の開始を予定しています。

本件に関するお問合せ先

生活協同組合コープさっぽろ
専務理事 中島 則裕
TEL 011-671-2541

株式会社エネコープ
専務取締役 渡邉 美彦
TEL 011-776-3183 

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