第11回SDGs研究会(オンライン開催)
コープさっぽろは北海道で中核的に「持続可能な開発目標(SDGs)」を推進するために、「北海道SDGs推進プラットフォーム」を設立いたしました。
この度、先進事例報告の場として、「SDGs研究会」を開催いたします。
これまでの開催報告
第11回SDGs研究会
基調講演テーマ
みんなで北海道の森をモリアゲよう!
株式会社モリアゲ
代表 長野 麻子(ながの あさこ)氏
愛知県安城市生まれ。愛知県立岡崎高校卒、東京大学文学部フランス文学科卒、1994年に農林水産省に入省。2018年から3年間林野庁木材利用課長として「ウッド・チェンジ」を各地で叫び続ける。豊かな森を次代につなぐことを勝手に天命と感じ、2022年6月に早期退職。同年8月に日本の森を盛り上げる株式会社モリアゲ(https://mori-age.jp)を設立し、森林業コンサルタントとして全国の森をモリアゲ中。

事例報告
照明器具「大量廃棄」課題の解決~照明 to 照明の資源循環ループ形成の推進
パナソニック株式会社 エレクトリックワークス社ライティング事業部綜合企画室企画推進課
主幹 阿部 益巳(あべ ますみ)氏
東京理科大学大学院工学研究科修士課程修了後、松下電器産業(現パナソニック)に入社、照明事業部へ配属。白色LED光源の寿命予測技術や長寿命化設計の研究開発を担当した。2020年、ビジネス・ブレークスルー大学大学院経営管理修士課程を修了。事業企画職に就き、照明器具のサーキュラーエコノミー型事業モデルを企画・推進。パナソニックグループ初の工場スクラップの水平リサイクルスキームを構築。2023年、環境省の実証事業に採択され、使用済み照明器具の回収・リユース・リサイクルにおける効果を検証している。蛍光灯の大量廃棄問題の解決を目指し、資源循環ループの社会実装を推進している。

SDGs QUEST みらい甲子園 2024年度北海道大会受賞校報告①
絵本で繋がる、私たち
北海道浦河高等学校
浦河町ではインド人移住者が増え、多文化共生が課題となっている。この解決策として、日本の絵本をヒンディー語と英語に翻訳した。インド出身の国際交流員と協力し、正確な翻訳絵本を作成。インド人親子への読み聞かせ会を実施し、浦河町立図書館に寄贈した。今後は、文字を読めない親子向けに音声による絵本鑑賞を行う。

SDGs QUEST みらい甲子園 2024年度北海道大会受賞校報告②
リジェナブルな社会を目指して!!
北海道静内農業高等学校
「環境に良いはお金がかかる」という固定概念を払拭するため、活動を開始。年間55tも廃棄される新ひだか町の桜の枝に着目した。当初は協力企業が見つからなかったが、リジェネラティブ(環境再生)とリーズナブル(合理的)を両立させる「リジェナブルな社会」を提唱。その考えに賛同した企業や大学と協力し、桜の枝からスモークチップを商品化。桜まつりで配布し、10万人の観光客にこの活動をPRした。今後はチップを通してこの考えを全国に広めていく。

事務局報告
「Hokkaido 海のクリーンアップ大作戦!Vol.5開催報告」
生活協同組合コープさっぽろ 組織本部組合員活動部
環境推進グループ長 鈴木 昭徳(すずき あきのり)
開催概要
日時 | 2025年12月4日(木)14:00-17:00 |
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会場 | オンライン開催 (TKPガーデンシティPREMIUM札幌大通より配信) ⇒視聴方法は、後日、登録メールアドレスにご案内させていただきます。 |
費用 | 無料 |
定員 | なし |
申込方法
お問い合わせ
- 北海道SDGs推進プラットフォーム事務局
- 担当者
- 生活協同組合コープさっぽろ 組織本部
- TEL
- 050-1751- 4868
- メール
- csap.sdgs@sapporo.coop