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環境問題について考えるきっかけ コープさっぽろPB「なるほど商品」にカーボンフットプリントの取り組み

2023年2月 6日

商品を通じて環境問題について考えるきっかけを
コープさっぽろPB「なるほど商品」にカーボンフットプリントの取り組み

生活協同組合コープさっぽろ(以下、コープさっぽろ)では、2008年より他の店舗に先駆けてレジ袋の有料化の開始、環境配慮型の店舗をオープンや輸送距離が短いご近所野菜の取り扱いなど、北海道での持続可能な社会実現のためCO2削減に向けて様々な取り組みを行ってきました。

2010年からはカーボンフットプリント(以下、CFP)を導入しています。CFPとは、商品が生まれてから消費されるまで(原材料調達、生産・加工、流通・販売、使用・維持管理、廃棄・リサイクル)に排出されるCO2総量を数値化したものです。コープさっぽろ独自のカーボンフットプリントは、原料調達から販売までのCO2を測定しています。これは「使用(調理)」が日本の場合、生・焼く・煮る・蒸すなどの多様であること、「廃棄」の処理方法が自治体によって違いがあるという理由から国の基準とは異なり、「使用」と「廃棄」の数値は含んでおりません。

2010年はまず店頭のPOPで掲示を開始し、2014年からはコープさっぽろのPB「なるほど商品」のパッケージにもCFPの印字を開始いたしました。環境への負荷を見える化することで、広く認知してもらい商品を選ぶ際の参考にしてほしいという想いからです。2010年導入当時は16品目だったのに対し、2023年2月現在で約190商品のパッケージにCFPを印字しております。

印字しているCFPの数値に関しては室蘭工業大学永野宏治教授にご協力いただきながら進めております。当初は原材料の移動距離や製造過程などひとつひとつ計算していたため時間がかかっておりましたが、現在ではシステムを組むことで短時間での計算が可能となりました。

コープさっぽろでは今後も環境と健康に配慮した活動を組合員さんと一緒に取り組んでいきたいと考えています。

「なるほど商品」の一部とCFP

カーボンフットプリントの簡単な経歴

2010年 CFP開始
2014年 「なるほど商品」のCFP印字開始
2023年 約190の「なるほど商品」に印字

CFPのPOPを設置した様子(2010年当時)
2010年当時のCFPのPOP

備考

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お問い合わせ


窓口名
生活協同組合コープさっぽろ
常務理事
小松 均
広報部
広報メディアグループ 森恵莉・森ゆかり
郵便番号
〒063-8501
住所
札幌市西区発寒11条5丁目10-1
TEL
050-1741-5516
受付時間
平日9時~18時

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