新しい年を迎え、皆様にご挨拶申し上げます。

日頃よりコープさっぽろの事業と活動に特段のご支援及びご協力をいただき厚く御礼申し上げます。

2023年10月、組合員数200万人を達成いたしました。北海道の総世帯数は、247万世帯(2023年4月時点)となっており、約8割を超えたことになります。
ポイントの利便性を高め組合員さんにより快適に生活をしていただきたいという思いから「新ポイント・ステージ制度」を3月21日よりスタートさせていただきました。新制度では取得したポイントはお店や宅配のお買い物から、コープさっぽろのサービスであるトドック電力やエネコープ、夕食宅配サービス・移動販売・コープトラベル・文化教室・コープの家族葬でもポイント利用が可能となりました。

店舗では、2023年6月「きたひろしま店」がリニューアルオープンしました。昨今の冷凍商品の需要の高まりから畜産や水産の冷凍品や真空冷凍品などを強化。2階には「やまはな店」「そうえん店」に続き「無印良品」が入っており多様な層の組合員さんにご利用いただいています。
宅配トドック利用者は、46万人となりました。買物困難者をサポートする移動販売車カケルは全道135市町村を95台で巡回しております。 

個人向け雑事代行サービス事業「こまるとコープ」のサービスを8月から函館地区、10月から旭川地区でも開始しました。本サービスは2021年より札幌市南区の一部地域でサービスを開始しており、今年で3年目となります。組合員さんから、家庭の中でのちょっとした困りごとの相談を受ける機会が増えており、そういった声にお応えしたいと考え対象エリアを広げることになりました。また、公共料金や各種料金を支払うことができる収納代行サービスを11月20日よりコープさっぽろ全道106店舗にて開始しております。

環境への取り組みとして、今年で3回目となる「海のクリーンアップ大作戦」を6月に開催しました。全道46カ所の海岸を中心に(1カ所は河川で開催)、1万人の方が参加をしてくださいました。学校、企業、行政などさまざまな世代、団体の皆様の結集により40ℓのゴミ袋を4,190袋回収することができました。この取り組みは、毎年実施していく予定でおります。
また、食べることの大切さや環境・くらしについて楽しく学ぶことができる「食べる・たいせつフェスティバル2023」を、道内8地区で開催。累計約2万人に来場いただきました。毎年大人気の宅配トドック体験、レジ打ち体験なども実施。道内の生産者やメーカー様、行政などにご出展いただき、さまざまな体験を通してプログラムに参加することで、食育の学びを深め、地産地消の大切さを伝えることができるコープさっぽろ最大の食育イベントとなっております。

2024年も、更に皆様のお役に立てるよう感謝の気持ちを込めて、事業と活動を進める所存です。

本年も、より一層お引き立てを賜りますようお願い申し上げます。
皆様のご健康とご多幸を心よりお祈りし、新年のご挨拶とさせていただきます。


生活協同組合コープさっぽろ理事長 大見英明


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