移動販売車「おまかせ便カケル」2022年10月から苫小牧信用金庫ATM搭載して稼働中

生活協同組合コープさっぽろ（以下、コープさっぽろ）では、「北海道の問題を解決し、地域に貢献する」を掲げ「つなぐ」をテーマに買い物支援の社会貢献事業の一環として全道で2010年より移動販売車「おまかせ便カケル」（以下、移動販売車カケル）の運行を実施しております。移動販売車カケルは、卵や牛乳、日用品など約1,000品目の品揃えで、車両台数95台、全道135市町村、約12,000世帯の組合員さんにご利用いただいています。

さらに、買い物困難地域への支援事業に賛同いただいた苫小牧信用金庫様（以下、苫小牧信用金庫）と、全国初（※）の共同支援事業として、2022年10月からは食品を取り扱う移動販売車カケルにATMを搭載した車両の運行を一部エリアからスタートしております。運行は毎週火～金に平取町、むかわ町、厚真町、日高町、安平町エリアにて行っております。

苫小牧信用金庫の担当者が同乗しており、ATMでは現金の入出金や振込・振替の他、通帳記帳や通帳繰り越しに対応しております。稼働開始から多くの方が利用しており、特に日高町では停車場所ごとに行列ができる日があるほど利用者が多く、組合員さんからも大変喜ばれております。苫小牧信用金庫は2020年3月末に日高地区の代理店を廃止しており、一番近くの苫小牧信用金庫ATMは同地区から車で約30分の平取町振内地区に行く必要がありました。通帳の繰り越しに関しては日高町富川地区の支店まで行かなければならないという状況でしたが、ATMを搭載することにより改善されております。

今後も組合員さんの生活に寄り添いながら、ATM搭載の移動販売車カケルの車両追加や運行エリア拡大を検討してまいります。

2008年　地域貢献事業として立ち上げ計画着手
2010年　事業開始（3台、岩井見沢東、赤平、石狩）
2012年　移動販売車キャラクター「おまかせ便カケル」に決定
2014年　急拡大で成長（73台）
以降年2～4台増車で推移
2022年　95台（59店舗/全108店舗）、135市町村/全179市町村（カバー率70％）

（2023年1月12日現在）ATM搭載移動販売車カケル 運行スケジュール

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