「畑でレストラン2023」9月24日まで開催中

「畑でレストラン」とは「コープさっぽろ農業賞（※）」を受賞した生産者さんの畑にて1日限りでオープンする「ランチレストラン」です。絶景のロケーションの中で、北海道で活躍する人気シェフが畑のとれたて野菜を使って、スペシャルランチコースをご提供いたします。ランチの前には、その食材がとれた畑を生産者さんと一緒に歩くファームツアーを実施。参加者は生産者さんから直接、こだわりや想いを聞くことができます。生産者さんがこだわりぬいた畑で、生産者さんが精魂込めて作り上げた材料を使い、人気のシェフが腕を振るった料理を提供することから、参加者の満足度も高いイベントです。今年で12回目の開催となります。

参加者からは「とても贅沢な時間だった。生産者からその食材の話を聞くことができて勉強になることばかりだった。食材の選び方の参考にしたい。そしてその食材を使って有名シェフの料理を味わうことができた。普段なら7,500円では決して食べられないようなコースを楽しむことができて満足だった。あまりにシチュエーションが最高すぎてついつい赤ワインが進んでしまった」という声も届いています。参加者だけでなく、生産者さんやシェフの皆さんからもお客様とのつながりを持つことができる貴重な経験であり楽しみなイベントだと評判です。

「参加する前は『畑でレストラン』は夢のような場だと感じていました。“次世代が魅力を感じる農業を”という想いでやってきた自分にとっては、憧れの対象でした。『コープさっぽろ農業賞』を受賞した生産者のところで開催すると知り、まずは農業賞を目指すところから取り組んでいきました。実際に開催してみて、本当に、夢のような時間でしたね。すべての瞬間がスローモーションに感じたくらいです。採れたてを食べて、おいしい！とみなさんに言ってもらえるなんて、こんなにうれしいことはありません。その喜びをアンビシャスファームのスタッフと分かち合えたことも本当に良かったです。そしてなにより料理がおいしかった。シェフに調理いただいて、これって本当にうちの野菜だよね？と思ってしまったほど（笑）。これまで想像していなかった使い方なども発見させてもらい、大きな経験になりました。」

「『畑でレストラン』に参加したきっかけはコープさっぽろさんに声をかけてもらったのが始まりです。もう何度も参加していますが、毎年楽しみなイベントです。キッチンを完備したトラックがあるので普段の厨房と同じように調理できますし、なによりロケーションが素晴らしいので、その中で料理を食べてもらうというだけで気持ちいいです。自分たちの料理を生産者さんに食べてもらえる機会も多くないので、実際に手をかけている方たちに食べてもらえるのもうれしいところです。

さまざまな生産者さんから食材を仕入れているので、生産者さんのことは日頃から気にしています。一次産業に携わる人が年々少なくなっているという実感もあるので、飲食店の立場でなにができるかというのは考えています。時間をかけて作られたものを必要以上に安く買う必要はないし、コミュニケーションを取りながら生産者さんに負担のない形で注文したりもしています。いいものを買うことで応援する、その魅力を料理を通して伝えていく。そんな風に関わりあいながら、北海道の食を一緒に支えられたらと想っています」